娘が生後7カ月頃に、我が家にひかりTVを導入しました。
娘にディズニーチャンネルを見せるためです。
ついでに私はアニメ・映画・海外ドラマを見ています。
ひかりTVを導入した理由などの記事はこちら。
ディズニーチャンネルについてなども書いています。
TVで英語学習!ディズニージュニアとBBC ひかりTV導入しました《生後7カ月 育児記録》 - わが家の英語子育て事情 めもらんだむ
家では主にディズニージュニアをつけっぱなしにしています。
最初は娘と一緒にただ見ていただけなんですが、最近シャドーイングすると効果的なことに気付いて、ずっとブツブツ言っています。
傍から見たらただのあやしい人なんですけど(笑)
今回は、ただ見ているだけよりシャドーイングすると効果的だよというお話です。
テレビを英語で見る際にシャドーイングが効果的
シャドーイングやってみた
ただボ~とみているだけだと、リスニング力が少し伸びる程度だと思います。
テレビには英語字幕がないので、分からないものはそのままになってしまうんですね。
そこで、より英語に集中できるようにシャドーイングを始めてみました。
テレビで流れるセリフを聞いて、分かるところだけ同じように喋っていきます。
最初は単語だけ、ひとかたまりの英語だけなど分かるところだけでいいですが、徐々に聞き取れた英語の1文をそのまま言えるように頑張ります。
理想は1文だけじゃなく、2文くらいまでできるようにリテンション(記憶保持)を高めていきたいですが。
この方法は通訳の方も勉強に取り入れている方法らしいです。
瞬間的な記憶力(リテンション)を高めるため、リプロダクションといって、英文を1文最初から最後まで聞いて、その後原文をそのまま口頭で再現するといった訓練方法です。
なぜ効果的なのか
漠然と英語が流れるのを聞いているより、集中してリスニングができます。
集中して聞くことで、単語と単語がくっついてどのように音が変化するのか聞き取りやすくなります。
また、聞きとれていてもその英文を自分が話せるとは限りません。
実際に口を使って喋ってみれば、「こういう表現があるのか~」と発見があります。
口を動かすことで、英語を話すことに慣れる効果もありますね。
英語を話すことに慣れていないと、しばらくすると口が疲れてくるのが分かります(笑)
直前に聞いた言葉・音をそのまま繰り返すので、発音が徐々にキレイになっていきます。
よりネイティブな発音に近づいていくんですね。
まとめると、
<シャドーイングをおすすめする理由>
・集中してリスニングができるようになる
・単語と単語がくっついた時の音の変化を聞き分けられるようになる
・様々な英語表現をインプットできる
・口が英語を話すことに慣れてくる
・発音がネイティブに近づく
いっぱいメリットがありますね!
シャドーイングとリプロダクションの違い
シャドーイングとは
「影のようについていく」イメージです。
聞こえたセリフをそのまま言っていきます。
そのため、セリフが少し先行し、自分の声はそのセリフを少し遅れて追いかけるような感じになります。
たとえばこの1文。
I'm gonna check your ears, check your eyes ,find out how much you've grown.
「ドックはおもちゃドクター」という番組の歌の一節なんですが、
<テレビ> I'm gonna check your・・・
<あなた> ---I'm gonna check your・・・
のように、少しだけ遅れてついていく感じです。
リプロダクションとは
「再現」がいちばん近い意味の日本語だと思います。
1文なら1文を、最初から最後まで聞いて、その内容を瞬間的に記憶にとどめ、その1文を最初から最後まで同じように口頭で再現します。
たとえばさきほどの1文だと、
<音声スタート>I'm gonna check your ears, check your eyes ,find out how much you've grown.<いったんストップ>
<再現スタート>I'm gonna check your ears, check your eyes ,find out how much you've grown.<最後まで>
みたいな感じです。
この例だと1文ですが、できるようになれば2文、3文と増やしていきます。
リプロダクションの方が難しい
難易度としては、リプロダクションの方が高いですね。
シャドーイングはちゃんと聞きとれるか、喋るスピードについていけるかが問題ですが、リプロダクションは聞いた内容を記憶(リテンション)して、そのまま文章を変えることなく再現する必要があります。
文法の知識があいまいだと、記憶してから再現している途中で「あれ?こうだったっけ?」ってなってしまいます。
テレビでリプロダクションは難しい
リプロダクションは音声を聞いて、一端とめて再現し、また聞いて一端とめて再現、と音声を止める必要があります。
テレビだとずっと放送されていて途中で一時停止はできませんよね。
録画している場合や、ビデオを見る場合は、所々でリプロダクションを試してみるのもいいと思いますが。
まとめ
シャドーイングをやってみたら意外と効果的だったというお話でした。
英語を話すことに慣れる訓練にもなるので、英語を話す相手がいない方にもおすすめです。
旦那は英語を話せず、娘はまだ何も話せないので、シャドーイングで口を鍛えていこうと思います。
家庭内での英語教育‐日本人しかいない中、独り英語を喋り続ける事に心が折れた件《生後7~10ヶ月》 - わが家の英語子育て事情 めもらんだむ